巨人・岡本和真内野手(20)が26日、東京・大手町の球団事務所で契約交渉に臨み、200万円減の1200万円でサインした。

 今季は3試合の出場にとどまり、打率1割、本塁打と打点はともに0に終わった。シーズン後の約2か月間のプエルトリコ遠征から帰国した将来の大砲候補は「波が一日、一日激しいシーズンだった」と振り返り「来シーズンに向けて作り直していきたい」と語った。

 本職とする三塁ではベテランの村田修一内野手(35)が今季全試合スタメン出場を果たし、岡本の出番は激減。そこへ来季はマギー内野手(34)が加入し、ポジション争いはますます厳しさを増す。そんな中で首脳陣は一、三塁に加えて岡本の外野挑戦も見据えている。交渉の席で岡本は堤辰佳GM(51)から「ポジションではなく、レギュラーを目指してほしい」と言われ「将来的にサードでレギュラーになりたいけど、一軍の試合に出られればどこでも。打って結果を残せば、開けてくる」と表情を引き締めた。

 また、今季一軍初登板を果たした平良拳太郎投手(21)は150万円アップの750万円でサインした。

(金額は推定)