阪神新キャプテン・福留が若虎に読書のススメ

2016年12月10日 16時30分

新主将・福留への期待は大きい

 来季から阪神の新キャプテンに就任する福留孝介外野手(39)が、若虎ナインに読書のススメだ。「本を読んだ方がいい。思考力、集中力を高め、感性を磨くことは野球に生きるんだ」とプライベートでの有意義な時間の使い方を指摘。読書芸人で昨年芥川賞を受賞したピース又吉ではないが、とにかく読書の重要性を説き回っているという。

 

 この福留の言葉には若虎ナインも反応しているが、特に感化されているのが“糸井2世”として期待されながら伸び悩んでいる3年目の横田だ。目下、台湾でのウインターリーグに参加中。「本を読むようになってから(自分で)考える力もついたし、打席での集中力も増して、相手バッテリーとの駆け引きに余裕が出てきたと思っている。福留さんがよく『本を読め』とおっしゃっていた意味が分かったような気がする。漫画もあまり読まなかった自分が、今では自己啓発本などをスラスラ読んでいるんですよ」と明かす。

 

 この状況には球団関係者も目を細めるばかり。「ベテラン選手はこれまでも技術的な指導は積極的にやってくれていたと思うが、福留のように『成功をつかむためのヒント』がグラウンドの外にもある、ということを教えてくれる人間は少なかった思う。これからもどんどん伝えてほしい」と期待している。

 

 福留は「ユニホームを着ている以上はタイガースの代表。厳しいことも言っていく」と新キャプテンとして責任感も十分。頼もしい限りだ。