阪神初! 糸井レプリカユニホーム異例の年内発売

2016年12月08日 16時30分

球団営業部から早くも感謝されている糸井

 阪神営業部がFA入団したばかりの糸井嘉男外野手(35)に大感謝している。移籍が決まって以来、連日ファンから糸井グッズに関する問い合わせが殺到。本来は来年2月1日を迎えるまでFA移籍の選手の場合、権利の問題で新商品発売は難しいのだが、糸井サイドが理解を示し、年内にレプリカユニホームなどが緊急販売される見通しとなったからだ。

 

 営業関係者の一人は糸井の協力姿勢にこう感謝する。「今回、営業サイドの要請に糸井選手から『できるだけ協力していきたい』とグッズの製作に理解を示してもらった。正直、まだ権利などの問題があるので発売するとかは難しいかなと思っていたが、年内にグッズを出せる見通しができたので本当にありがたい」

 

 11月25日に糸井の入団が決まり、球団にはファンからの新グッズの問い合わせが殺到していた。だが、糸井のようにFAで移籍した選手のグッズを2月1日キャンプインより前に販売する場合は、旧所属球団と選手本人の承諾が必要。過去のケースではこれをクリアするのに時間がかかってきたのだが、球団の意向を受けた糸井サイドの積極的な働きですでにオリックス側も了承済み。晴れて年内の緊急発売が確実となったのだ。

 

 球団が大喜びする理由はある。グッズ関連の担当者は「シーズンが終わった10月から新年1月はもともと新商品の投入がほぼないから例年売り上げが伸びないんです。だから今回、糸井グッズが投入できるのは本当に助かるんですよ。翌シーズンから加入する選手のレプリカユニホームが年内に発売されるのは金本監督の時でもなく、阪神では初めてのこと」という。

 

 そんな孝行ぶりを発揮した糸井に対し、球団はそのブランド価値を再認識。ある営業部関係者は「来シーズンは“糸井押し”でグッズを大量投入する。今年は金本・掛布フィーバーで営業成績は良かったが、来年はそのフィーバーも尻すぼみになる。そこをカバーできるだけの力を彼は持っている。来年は売り上げナンバーワンも期待できる」と高々と予告。今年のグッズ売り上げ1位は高山だったが、いきなり糸井のトップ取りも可能とみている。

 

「監督を胴上げするために必死に頑張りたい。ファンの皆さんに『糸井が来てくれて良かった』と言ってもらえるように頑張りたい」と誓う糸井。球団営業部にとっても大きな戦力アップとなっている。