【メリーランド州ナショナルハーバー7日(日本時間8日)発=カルロス山崎通信員】メジャー各球団のGM、監督、選手の代理人らが一堂に会するウインターミーティング3日目、マーリンズのマッティングリー監督が、レッドソックスからFAになっている上原浩治(41)と田沢純一(30)両投手が獲得リストに載っていることを明かした。

 指揮官の口から「上原」の名前は出なかったが、「彼についてはディスカッションをしている」と有力候補であると断言。「それに田沢もだ。彼は我々が調査をしているもうひとり(の日本人投手)だ」と続けた。

 マッティングリー監督は「それは我々がどの道を行くか、これから起こることにもよるが、少なくともこの2人が(来季の)ブルペンを構築するにあたってディスカッションをしている一部であることは間違いない」と説明。交渉は進展しているようだ。

 米大リーグ公式サイトなどによると、マーリンズはFA市場にいる2人の大物クローザー、チャプマン(カブスFA)、ジャンセン(ドジャースFA)の獲得を目指していると報じられている。

 上原とイチロー外野手(43)の40代コンビ誕生か。