阪神・高山俊外野手(23)が2日、初の契約更改交渉に臨み、2500万円増の年俸4000万円で更改した。

 高山は大幅増を勝ち取り「評価していただいた。(昇給分は)貯金しようかなと思う」とニッコリ。1年目の今季は134試合に出場し、打率2割7分5厘、8本塁打、65打点をマークする活躍で、新人王を獲得した。

 それでも油断は全くない。オリックスから糸井嘉男外野手(35)がFA加入する来季に向け「今年は新人王という形で評価をしていただいたが、2年目には全く影響しない。同じ成績じゃいけない」と危機感たっぷり。「三振が多かったので来年も同じではいけない。ボール球を振らずに四球の数を上げていきたい」と出塁率向上を課題に掲げた。

(金額は推定)