西武にFA宣言残留した栗山巧外野手(33)が2日、西武ドームで契約更改交渉に臨み、1000万円ダウンの1億9000万円の単年契約でサインした。

 栗山は宣言残留の理由について「ライオンズはFAで出て行く選手が多い。宣言残留すれば出て行く選択肢がなくなる。周りもスッキリする」と説明した。

 今季は135試合に出場し、打率2割7分9厘、3本塁打、41打点。1500安打を放ち、球宴にも初出場した。12年から務めてきたキャプテンを浅村に譲った栗山は「5年もやれることはない。いい経験ができた」と振り返った。

(金額は推定)