金本監督ヒートアップ「糸井なら40本塁打40盗塁やれる!」

2016年11月25日 16時30分

カメラに向かってピースサインする金本監督

 阪神・金本知憲監督(48)の糸井嘉男外野手(35)への絶賛ぶりが日増しにヒートアップしている。すでに指揮官は球団史上初の打率3割、30本塁打、30盗塁のトリプルスリー達成を命じ、十分できると話していたが、兵庫県内で球団主催のゴルフコンペに参加した24日は日本球界初の「40本塁打、40盗塁」のダブルフォーティーまで可能と断言したのだ。

 

「初めての恋人や」の“殺し文句”で射止めた糸井とあって、金本監督の喜びようはすさまじい。この日は、前日23日に糸井が「40本塁打できる打ち方を教えてほしい」と発言したことに「(指導が)合う、合わないがあるし、どこまで本気でやるかにもよる」と言いながら「40本塁打できる能力はあると思う。いろいろチャレンジするのはいいこと。俺も打撃を変えたのは36歳だし。体は向こう(糸井)が上」と断言。

 

 さらに「今はパ・リーグの方が投手はいい。(初めてのセ・リーグでも)違和感はないと思う。現にパの打者はセの投手からよく打っている。ハマスタ(横浜スタジアム)、神宮とか狭い球場で稼げばいい」とチームでは2005年の自身以来となる40発を本気で期待した。糸井の脚力への期待もハンパではない。今季はキャリアハイの53盗塁でタイトルに輝いた糸井だが、金本監督は「40盗塁は走ってほしいね」とニヤリだ。

 

 糸井が阪神入りを表明した21日に、指揮官は糸井に対してトリプルスリー達成を求め「(実現の可能性は)十二分にある。(甲子園の)センター方向は打球が伸びるんで十分チャンスはある」と太鼓判を押したばかり。それが今度は、メジャーでもアレックス・ロドリゲスやバリー・ボンズなど超一流選手だけが成し遂げた偉業の一つ、40本塁打、40盗塁のダブルフォーティーも可能とヒートアップしたのだ。

 

 そんな指揮官の発言について、ある球団幹部は「目立ちたがり屋の糸井にとっていい発奮材料になる。性格的に激しく期待される方が燃えるタイプと聞いているし、監督があれだけ持ち上げているのもいいこと。監督もそれを分かっているから言っていると思う」と話す。これも金本監督の“恋人”への熱い思い。糸井はそれに応えなければならない。