巨人・阿部が6600万円ダウンで契約更改「捕手封印」を明言

2016年11月24日 12時51分

捕手封印を明言した阿部

 巨人の阿部慎之助捕手(37)が24日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、6600万円ダウンの年俸2億6000万円でサインした。会見で来季は捕手を封印することを初めて明言した。

 

 今季は右肩痛の影響で開幕を二軍で迎え、50試合を欠場。5月31日のオリックスとの交流戦で一軍登録されるといきなり決勝弾を放ったが、マスクをかぶることはなかった。合流後は持ち前の勝負強さを発揮したとはいえ、規定打席に届かず、91試合に出場して打率3割1分、12本塁打、52打点と寂しい数字に終わった。

 

 およそ90分間の交渉を終えた阿部は「出遅れが一番。50試合出られなかったのが大きい。仕方ない」と納得の表情で語った。来季については堤GMから「一塁でフルで出てほしい」と背中を押されたことを明かし、「そのつもりでしっかり頑張る」と力を込めた。阿部自身も今シーズン中、マスクをかぶることについて「今年は無理だな」と思いながら、かえって「打つことに集中できた」という。

 

 プロ通算1917安打で、通算2000安打の偉業まであと83本に迫っている。阿部も当然、意識しており、「一番近い目標にあると思うので最初はそこを目指してスタートできる。打ったら打ったであっけないと思う」とコメント。もちろん阿部が打てばチームも勢いづく。「主力の個人成績が上がれば優勝できる。僕の成績が上がればチームの成績も上がる」と巻き返しを誓った。

 

 もっとも、高橋由伸監督(41)は「結局のところ、去年は本人に任せてみて…言い方はあれだけど、失敗だったわけだから」と厳しい目を向け、特別待遇一切なしを明言している。

 

 厳しい状況で来季に臨む阿部は再び輝きを取り戻すことはできるのか。正念場だ。

 

    (金額は推定)