阪神新助っ投メンデスにメジャースカウト早くもダメ出し

2016年11月21日 16時30分

 阪神は20日、新外国人として、今季レッドソックス3Aでプレーしたロマン・メンデス投手(26)と来季の契約で合意したと発表した。

 

 金本監督が「先発よりも後ろを任せられる投手が欲しい。外国人投手は成功する例が多いから」とフロントに要請し、新守護神候補として獲得した右腕・メンデスは150キロを超す直球が武器。3Aでは32試合に登板し、64イニングで59三振を奪う“ドクターK”ぶりを発揮した。今季の守護神マテオがいまひとつだっただけに、その期待値も大きい。

 

 もっとも、海の向こうのメジャー球団スカウトの評価は手厳しい。あるスカウトは「はっきりと言うと掘り出し物になるかどうか。現状の数字だけ見ると活躍は難しいかも。データを見ると3Aで通算87試合投げて防御率3・38。登板回数が1~2イニングぐらいを考えれば3点台は打たれすぎ。安定感がない証拠だ。これくらいの投手を獲るなら、日本人の若い投手を徹底的に鍛えて抑え候補にしたほうがいいかもしれない。外国人の場合、契約などで様子を見たり、ダメでも使わないといけない状況もあるから」と指摘。

 

 別のメジャースカウトも、メンデスがメジャー通算45試合、46イニングで25四死球を出している点に「制球難のタイプ。メジャーと違って日本の打者は選球眼がいいし、振ってこない。四球の数は、もっと増える危険性はある。四球で常時走者を出すタイプはリリーフには向かない。厳しいけど活躍する確率は半分以下」と極めてシビアな見方だった。

 

 来季2年目の金本阪神のカギを握る一人と言ってもいいメンデス。球団幹部は「ウチには二軍に久保コーチという助っ人投手の育成に強い人物もいる。メッセンジャーも一人前にした」と強気だが、メジャースカウトの評価通りにならないことを祈るばかりだ。