阪神は17日、来季の新助っ人候補として獲得を目指していた元楽天のケーシー・マギー内野手(34)の争奪戦から撤退することを決めた。球団首脳の一人は「マギー選手はウチではないでしょう」と獲得を見送る方針を明かしたもの。

 当初から球団は先に交渉を行っていたNPB他球団の存在を把握した上で、アタックしたが交渉の遅れを取り戻すことができなかったようだ。すでに2014年打点王だったマウロ・ゴメス内野手(32)を解雇。その穴を埋める新助っ人補強を「強打の三塁手」に絞ってきたが、マギー断念で今後、さらに長期化することは必至だ。