一日1000スイングは序章だった 阪神の来春キャンプはさらに超地獄

2016年11月17日 16時30分

 阪神が16日、高知・安芸秋季キャンプを打ち上げた。早朝ウエートトレ&一日1000スイングの過酷ノルマなどが課されたなか、故障者もなく“完走”。ナインの頑張りに金本知憲監督(48)も「本当によくついてきてくれた! 満点だと思う」と絶賛を通り越して“感激”するほどだったが、これだけで終わるはずがない。球団内では春の超地獄キャンプに向けたほんの序章にすぎないといわれている。

 

 勝負の2年目の行方を占う秋季キャンプを打ち上げた金本監督は「(選手は)本当によくついてきてくれたし、よくやったと思う。これは本当に本心。腹の中からそう思う。朝からあれだけティー打撃もやって…。ケガ人が出ても仕方ないと思っていたけど、彼らにも心の準備ができていた。離脱したら来年の春のキャンプもないとね…」と満面の笑顔を見せた。期待の北條、高山、板山ら若手が確実に成長。相当の手応えを感じたのだろう。「このキャンプを生かすも殺すもこれからのオフが大事。遊べばゼロになる。12、1月の2か月で無駄にしないようにしてほしい」とも話した。

 

 辛口の金本監督からすれば異例ともいえる大絶賛。だが、安心するのはまだ早い。チーム内からは何とも物騒な予告が出ている。ある球団幹部は「よく練習をやるな…と思って監督に聞いたら『キャンプだから普通です』と言っていた。今年の春は就任1年目で遠慮があったと思う。その点、今回は初めて自分が納得できる練習量ができたのではないか。今回、誰もケガをせずにやり通すことができたというのは大きな収穫のはず。『これくらいなら大丈夫』という基準ができたので、春はもっと過酷な練習が待っているだろう。オフに手を抜いた選手は泣きを見ることになる」と断言。この秋季キャンプはほんの序章にすぎず、来年2月の春季キャンプこそが本当の超地獄キャンプとなるというのだ。

 

 現役時代は尋常でない練習量と体の強さから“鉄人”と呼ばれた金本監督。すでに今オフはフロントを通じて若手ナインらのテレビ出演自粛を通達している。確かに少しでも気を抜けばえらい目に遭いそうだ。