ゴメス解雇の阪神を他球団が警戒「何か理由があるのか…」

2016年11月16日 16時30分

阪神に残留できなかったゴメス

 阪神は15日、マウロ・ゴメス内野手(32)と来季契約を結ばないと発表した。来日3年目の今季は22本塁打、79打点のチーム2冠ながら、打率は自己ワーストの2割5分5厘。チャンスで勝負弱さを露呈する場面が目立ち、スタメン落ちや6番降格など首脳陣の信頼を失っていた。高野球団本部長は「3年目の一塁手の外国人として大いに期待していたが、成績的な部分で物足りなかった」と説明した。

 

 金本監督はゴメスの抜けた一塁について「もちろん競争になってくる。新外国人もフロントがやっている。福留の一塁も頭に入っている。(今季一塁併用もあった捕手の)原口の打撃も捨て難い」と発言。オリックス・糸井のFA獲得を見据え、来季40歳になる外野手・福留の一塁コンバート案、さらに新助っ人候補として元楽天のケーシー・マギー内野手(34)を本格調査するなど戦力整備を進めている。

 

 そんな中、他球団は2014年打点王で通算65本塁打を放っているゴメスの解雇を断行した阪神に警戒を強めている。あるセ球団のスコアラーは「正直、来年も阪神はゴメスと契約するものだと思っていたから意外だった。『(ゴメスを)必要ない』と判断できる相当の理由があるからこそできることで、そう考えると怖い」と不気味さを感じたという。別のセ球団関係者も「福留、原口の方がゴメスより一塁守備は計算できる。外野より負担の少ない一塁コンバートで福留がさらに打つようになれば、相手としては厄介」とピリピリだ。

 

「来年も阪神でプレーしたい」と残留を志願しながら、お役御免となったゴメス。他球団の指摘通り、阪神が強くなるかどうか、見ものだ。