金本阪神 FA糸井の返事 無期限で待つ

2016年11月15日 16時30分

金本監督

 阪神・金本知憲監督(48)が14日、FA交渉を行ったオリックス・糸井嘉男外野手(35)からの返答を無期限に待つ“太っ腹方針”でいることを明かした。

 

「オレは(FAで阪神移籍の際に)自分で返答期限を決めていた。バババッと決めたい方だったけど、人それぞれタイプがあるから。悩むのは当然。オレは待つ時は穏やか。期限は決めていないよ。信じて待つしかない」。指揮官が「初めての恋人。それくらい欲しい選手」と猛アプローチした11日の初交渉から3日たった14日も「特に動きはない。何かあれば話します」(四藤球団社長)と糸井からの連絡はなし。それでも金本監督は「2桁本塁打を打てるので1番打者ではもったいない。バントをしない、攻める2番でも」と早くも起用法にまで言及している。

 

 これだけ余裕を見せたのも理由はある。球団は4年総額16億円以上の好条件を提示しており、ライバル球団はオリックスだけの状況。チーム内では「ウチを選んでくれる」(球団幹部)と確信モードとなっているが、さらに水面下で「糸井はとにかくオリックスを出たがっている。目立ちたがり屋で『甲子園の大観衆の中で野球がしたい』と話している」との極秘情報まで入手したという。糸井残留を願うはずのオリックス側から「糸井嘉男の面倒をよろしくお願いします」の連絡が複数の阪神関係者の耳に入るなど、とにかくいい話が増えているからだ。

 

 相手が数々の言動で「宇宙人」と呼ばれる糸井だけに油断は禁物だが、そこは百も承知。今後も糸井が要望すれば何度でも交渉の席に着く気でいる金本監督。頭の中は手応え十分どころか、移籍してくれると完全に信じている。