【アリゾナ州スコッツデール8日(日本時間9日)発】GMミーティングの2日目が行われ、レッドソックスの球団社長で編成部門の最高責任者であるドンブロウスキー氏が8回を投げるセットアッパーの補強に関する注目発言を行った。

 同氏は前日、FAになった上原浩治投手(41)、田沢純一投手(30)、ブラッド・ジーグラー投手(37)の3人のうち「恐らく1人(と再契約する)だろう」と話していた。田沢は地区シリーズではベンチを外れており、再契約の可能性は低い。上原についても「確かに(来年)42歳というのは大きな違いだ。8回以外の起用? それは今、考慮する問題ではない」とやや冷めた口調。その一方、ジーグラーの話に及ぶと「すごく気に入っていたし、本当にいい仕事をしてくれた。特に対右打者ではね」と自然とトーンが上がった。「恐らく1人」というのは現時点ではジーグラーが有力か。