巨人にトレード・吉川が日本ハムに別れ「新しい環境で頑張りたい」

2016年11月03日 16時19分

鎌ヶ谷で最後の練習を終え、囲み取材に応じる吉川

 2対2の交換トレードで巨人移籍が決まった日本ハム・吉川光夫投手(28)が3日、荷物整理のため千葉・鎌ケ谷の二軍施設を訪れた。

 

 午前中に合宿所に入り、荷物整理の合間に選手や関係者に別れのあいさつを済ませた吉川は、午後になるとトレーニングウエアに着替え、室内練習場でファイターズの選手として最後のキャッチボールを行った。

 

 この日、改めてトレードについて聞かれた吉川は「もう決まったことなので、そこに向かって戦力になれるように。驚いたのが一番ですが、また新しい環境でチャレンジさせてもらえるので頑張りたい」と新天地へかける思いを語った。

 

 10年間在籍した日本ハムについては「いい思いも悪い思いもしてきたので、いろいろな思い出がある。ファイターズにはいい勉強をさせてもらって成長させてもらった」と感謝を口にした。

 

 吉川は、ダルビッシュ有投手(30)がレンジャーズに移籍した2012年に、その穴を埋める14勝5敗、防御率1・71と活躍し、栗山政権1年目のリーグ優勝へけん引したが、その後は思うように結果を残せなかった。今季はシーズン終盤に先発からクローザーへ配置転換されたが、荒療治にも状況は好転せずCS、日本シリーズでは出番すらなかった。

 

「悔しい思いはしましたけど、その中でもチームが優勝できたのはよかった」と今季を振り返った吉川は今後、敵として日本ハム相手に投げる機会があった時には「そこでしっかり抑えて、というのが一番の恩返しになると思うので、その場に立っていられるのが一番」と決意を新たにした。