FA濃厚の井川「韓国、台湾でも」

2011年10月29日 12時00分

【井川慶投手に聞く①】
 今オフ、ヤンキースとの5年契約が満了し、FAになることが濃厚な井川慶投手(32)が、大半をマイナー生活で終えた現在の心境を本紙に激白した。来季も米国でのプレーを第1希望にしながらも、オファーがなければ日本球界復帰、さらには韓国、台湾でのプレーも視野に入れているという。また、契約時の失敗から今オフ、メジャーを目指す日本人選手にアドバイスを送った。

——5年契約が終わった。現在は何を

井川:(マイナーの)シーズンが終わって1か月がたって、体も気持ちもリフレッシュできました。そろそろ来季に向けたトレーニングを(ニューヨークで)始めようと思っています。

——来季も米国にこだわるのか

井川:やっぱり米国でプレーしたい。メジャー契約は難しいと思う。どこでもいいのでマイナー契約を結べたらいい。こっちでは自分が思う野球ができていないから、とにかく結果を出して、メジャーに上がりたい。ワールドシリーズが終わって5日後くらいにFAになるので、そこからです。ヤンキースが(今季年俸400万ドルの)80%くらいを出せば、6年目も僕を保有できるというオプションがあるらしいので、それを行使しなければFAが確定します。

——米国でオファーがなかった場合は

井川:まだ野球はやりたいので。どこでも行くという感じで、もちろん日本のプロ野球も。

——場合によっては韓国、台湾もあるか

井川:日本からのオファーがなければ。優先順位は米国、日本、あとは韓国か台湾の順番。

——日本球界は去就に注目している。具体的な動きは

井川:もちろん向こうも今の時期はオファーを出せないはずなので、何もないですね。
——球団を選ぶ基準は


井川:自分を欲しい、戦力として考えてくれている球団に行きたい。
——米国の移籍市場の動きは遅いと思うが

井川:越年は覚悟していますよ。最初のオファーが2月というのは、こっちでは珍しくありませんから。でも、日本のプロ野球は2月1日がキャンプインですから、状況によっては早く決断せざるを得ないこともある。僕には家族もいますし、その判断は難しいかも。

※②に続く井川「契約の段階で失敗した」