阪神の若手ナインがオリックス・糸井のFA権行使表明で危機感を募らせている。

 キャンプ初の休日となった2日、江越、緒方、中谷の外野手3人組が安芸市営球場で休日返上の練習を敢行。ウエート中心のメニューで精力的に体を動かしたが、話題は阪神が獲得を目指す糸井に集中した。

 江越が「自分のやるべきことをやって、危機感を持ってやっていきたい」と言えば、三塁守備にも挑戦中の中谷は「どのポジションも準備をしておけば可能性が広がる。一日も休まずやっていきたい」と動向にピリピリ…。球団関係者は「(糸井が)ウチに来るかどうかは分からないが、若手に危機感が生まれるのは大歓迎」と話した。