阪神投手陣 FA・糸井にラブコール

2016年11月02日 16時30分

虎投からラブコールの糸井

 オリックスの糸井嘉男外野手(35)が1日、国内FA権行使の意向を球団に伝えた。これを受け、阪神投手陣が糸井に熱烈ラブコールを送っている。

 

「投手目線で言えば心強い。やっぱり投手は被打率や失点率を気にしてしまうから、守備に定評のある外野手が後ろを守ってくれるのはありがたい。糸井という名前だけで、走者や相手ベンチへの抑止力になる」と主力投手の一人が言えば、別の投手も「守りだけでなく、打撃も走塁もトップクラス。投手にとって得点力がアップするに越したことはない。走攻守でウチの戦力になってくれるはず」。

 

 チームは今季、リーグワーストタイの打率2割4分5厘、同じくワーストの59盗塁と攻撃力不足に泣いただけに投手陣にとって糸井の加入は大歓迎なのだ。さらに糸井が「右中間って何ですか?」など数々の迷言で“宇宙人”と呼ばれることにも「性格的にも面白い方と聞いているんで楽しみ。ウチで言ったら横田みたいなタイプかも」(ある投手)と興味津々。すでにチーム内では「糸井が沖縄で『このアグー豚、おいしいですね』と言いながら鶏肉を食べていた」との天然エピソードも入手しており、親近感も増すばかりのようだ。

 

 糸井がFA権行使を表明した1日、高知・安芸秋季キャンプで金本監督は「編成はフロントに任せてあるから。自分の意向? まだ話していない。正式に公示してから? そらそうでしょう」とコメント。

 

 西宮市内の球団事務所で対応した高野球団本部長も「現時点で球団としてコメントすることは何もございません」と話すにとどめたものの、交渉解禁の11日にも金本監督が直接出馬し、即アタックをかけるとみられている。そんな状況下での虎投手陣からのラブコール。果たして糸井に届くか。