阪神からドラフト1位で指名された大山悠輔内野手(22=白鴎大)が1日、第12回関東地区大学野球選手権大会(横浜スタジアム)の中央学院大戦に「3番・三塁」で出場し、3打数1安打3四球だった。チームは延長10回タイブレークの末、4—6で敗れた。

 大山は延長10回一死満塁で先頭打者として打席に立ったが、空振り三振に倒れた。虎の大砲候補は目を真っ赤にして「負けている中で(8回にチームが)追いついてくれたのに、勝てなくて悔しい」と話した。

 大学最後の試合で日本一を勝ち取れなかった大山はプロに向け「今まで自分は一度も日本一になったことがないので、阪神で日本一になれるようにやっていきたいです」と抱負を語った。