金本超変革2年目 阪神スカウト「ここが心配」

2016年10月29日 16時30分

高知に到着し、安芸・横山市長から花束を贈られた金本監督

 来季の巻き返しに燃える阪神・金本知憲監督(48)が28日、29日から始まる秋季キャンプのため、高知入りした。

 

「鍛えるキャンプでいく」と改めて“スパルタ宣言”した今回は、全体練習の開始時間を約1時間早めてスタート。「時間を稼ぐだけの練習はしない。練習後に疲れてヘロヘロでやるよりも、できるだけ早い時間にやった方がいいからウエートも朝の班、夕方の班に分けて行う。これはロッテが何年か前からやっていた」と他球団の練習方式まで拝借し、実戦も紅白戦4試合、韓国LGツインズとの練習試合も予定。実りあるキャンプにする気だが、そんな指揮官にスカウト陣から“異例のお願い”が出ている。

 

「超変革元年」の今季、金本監督はドラフト3位の竹安を除き1位の高山から6位の板山まで新人選手に一軍出場する機会を与えたことで、アマ球界の評判もうなぎ上り。あるスカウトは「来年も新人、若手をできるだけ多く使ってもらえたら、と思っている。送り出す側の学校などからのウチに対する印象は昔のことを思えばずっと良くなった。このオフはFA、外国人選手の補強で当然勝ちに行くのは分かるが、超変革2年目も今年のような起用をしてもらえたら…」と熱望している。

 

 しかし、今オフは昨年と違ってFAの目玉、オリックス・糸井獲得を筆頭に大補強に着手。就任2年目の指揮官にとって来季は多くの新人や若手を経験させることよりも「勝ちにこだわる1年」と位置付けている。新人や若手の出番が“激減”するかもしれないだけに「超変革第2章」といくかどうか…。何とも気の早い話だが、スカウト陣の心配は今から募る一方のようだ。

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