セ新人王候補の阪神・高山に首脳陣から“手抜き”のススメ

2016年10月27日 16時25分

ティー打撃に励む高山

 今季のセ・リーグ新人王候補の阪神・高山俊外野手(23)に首脳陣から“手抜き”のススメだ。「練習で強弱をつけるということを覚えてもらいたい」(片岡打撃コーチ)

 1年目の高山は開幕から一軍に定着し、134試合出場、打率2割7分5厘、8本塁打、65打点。136安打を放ち、球団の新人最多安打記録を更新するなど輝きを放った。来季は2年目のジンクス打破、さらなる躍進が期待される中での片岡コーチの助言。「『2年目のジンクス』というのは、1年目から蓄積された疲労が2年目にドッと出るから成績を落とすんだ。プロの世界を知らない1年目の選手は、どんな練習も常に全力。だげど、それでは長い野球界、体力も集中力も続かない。高山も今年と同じように全力投球だと、へばってしまう。来年以降も継続して安定した成績を残していくためには“ペース配分”を覚えないとね」という。

 片岡コーチに言わせれば過去、新人から安定して高成績をマークする選手の共通点として“サボりのうまさ”があったとのこと。高山が積極的に手を抜く選手ではないことを知っているからこそのアドバイスだ。

 26日まで行われた秋季練習では連日、全体練習後に特打や特守に励んだ高山。「今年の数字というのは新人だから評価された数字。今年と同じ成績では評価されないことは分かっている」と気を引き締め、29日から始まる高知・安芸秋季キャンプではさらに自身を追い込むつもりだったが、程よく手を抜けるか。