Gナインが由伸監督にスイング待望論

2016年10月26日 16時30分

練習中に笑顔の由伸監督

 巨人・高橋由伸監督(41)の“スイング解禁”はあるか。ジャイアンツ球場で行われた秋季練習第2クール最終日の25日、指揮官は黙々とバットを振り込む選手たちを見守りながら、一流打者に成長するために必須な2つの要素を挙げた。

 

 この秋は“量”にも重きを置いて、猛練習を課している由伸監督。現役時代のオフの過ごし方などを振り返りつつ、まずは「慎之助(阿部)のソフトボール(を使ったティー打撃)とか、いい選手は自分で練習方法を持っている。秋は考える時期。練習しながら、自分に合っているなというものを考えていかないといけない」と練習方法の確立の重要性を説いた。

 

 また現在の球界で参考にすべき打者として挙げたのは、今や侍ジャパンの主砲に君臨するあの選手。「筒香(DeNA)は“間”がいい。うまく間が取れている選手は(ベンチから見て)同じ投手が投げていても、球が遅く見える」と語った。

 

 由伸監督が具体的な選手名や、自らの打撃理論を口にするのは珍しい。スタッフの間からは「天才と呼ばれていたけれど、現役時代は努力で打撃を固めた人。そういう過程を明かしてくれるのは、選手のためになる」と歓迎の声が上がった。

 

 さらには「言葉で説明してくれるのもありがたいけれど、自分でバットを振りながら指導してもらう機会もあれば。どのポイントで“間”を取っていたのかとかは、動きながらの方がわかりやすいしね。秋季キャンプでお願いしようかな」と実演指導の解禁を願う声も。

 

 監督就任後はバットを封印し、ひたすら「見る」ことに徹してきた指揮官だが、41歳の体はまだまだ動く。天才打者の華麗なスイングをもう一度見たいと願っているのは、どうやらファンだけではないようだが…。