オリックス球団幹部2人退任 新体制で糸井残留なるか

2016年10月25日 16時25分

球団本部長を退任となった瀬戸山氏

 最下位オリックスがフロント刷新に踏み切った。フロントトップの瀬戸山隆三球団本部長(63)と加藤康幸編成部長(50)が退任し、それぞれ執行役員、球団本部付に職責変更。かつて編成部長を務めた長村裕之事業本部リテール営業部担当部長(57)が球団本部長兼編成部長に就任する。

 3年ぶりに球団本部復帰となる長村新本部長は「フロント、球団本部の結束が大事。一、二軍、フロントと風通しをよくしてみんなで1つの方向を向いてやっていきたい」と意気込みを語り、当面は国内FA権を取得した糸井の残留交渉にあたる。また、外国人調査のアドバイザーとして元エンゼルスでOBの長谷川滋利氏(48)がシニアアドバイザー(SA)に就任することになった。

 フロント“2トップ”に大ナタが振るわれた格好だが、チーム内では事実上の解任とみられている。瀬戸山氏は最下位に終わった今季も「あと6年はやる」と意気込みを見せており、チーム関係者も「少なくとも来年もやる気でいたし、最近まで来季の試合開催地の開拓に取り組んでいた。まったく悩んでいるそぶりはなかった。急に言われたんじゃないか」という。

 オリックスでは2014年に2位に躍進したにもかかわらず、15年6月に森脇前監督が途中解任され、大補強も失敗。今季も新助っ人“全滅”での最下位だけに「おそらく宮内オーナーに言われ、西名社長と一部役員が案を出して固めたんだろう。やはり対外的な責任は避けられないし、オーナーの手前、何もしないわけにもいかないからね」(球団関係者)。なかには「フロントを変えたところで強くなるとは思えない」と悲観的な見方もあるが…。大改革で風向きを変えたいところだ。