【日本シリーズ】逆転信じる日本ハム・栗山監督理論「黒田=千代の富士」「大谷=貴花田」

2016年10月25日 14時00分

新千歳空港でファンの出迎えを受ける大谷

 日本ハムは25日の日本シリーズ第3戦(札幌ドーム)に向けて24日、空路で札幌入り。栗山英樹監督(55)は、日本シリーズを最後に現役を退く広島・黒田博樹投手(41)を大横綱・千代の富士に見立て、若きナインの化学変化に期待している。

 

 この日、広島空港で報道陣に対応した栗山監督は「うまくいかないことがあっても、まだ1つ負けられるわけで。そのなかで(失敗を)生かしてくれるんであれば、それはそれでいい」と、何かを達観したようなコメントを並べた。

 

 この2試合で得点はレアードの一発と相手の適時失策による2点のみ。11・5ゲーム差をはね返したシーズン中の野球ができていないが、指揮官がその打開策として期待しているのが敵軍レジェンドとの融合だ。「(チームを)いい方向に持っていくのであればある意味、黒田の力を借りることができるような気がする。変な言い方なんだけど、そういう試合ができれば流れも変わるし、今年のチームの特徴は一つの流れがくれば連勝できる可能性があると信じているし、それはまったく変わらない」

 

 さらにこう続けた。「スポーツ界って例えば千代の富士さんが貴乃花に負ける。世代が違うんだけど、そういうバトンタッチする感じがあるんだ。そういう意味では本当に生きざまを含めて尊敬する野球人に対して、一緒にプレーができるのは非常に大きいと思っている」

 

 千代の富士は1991年夏場所で18歳の貴花田(のちの貴乃花)に敗れたことが引き金となって現役を引退した。国民栄誉賞を受賞した大横綱に引導を渡した貴花田のように、第3戦は「3番・DH」で出場する大谷ら若手が黒田に引導を渡して世代交代を果たすと同時に、逆襲のノロシを上げることを指揮官は望んでいる。

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