阪神 福原新コーチにさっそく「特命」

2016年10月25日 16時25分

就任会見に臨んだ福原ファーム育成コーチ

 阪神は24日、今季限りで現役を引退した福原忍氏(39)のファーム育成コーチ就任を発表した。背番号は85。29日から始まる高知・安芸秋季キャンプから指導を開始する。西宮市内の球団事務所で会見した福原コーチは「まだ殻を破りきれていない子が多い。そういう子にしっかりアドバイスをしたい。困った時に自信を持って投げられる球、そういう球を投げられる投手を育てたい」と意気込んだ。

 

 タテジマ一筋18年、虎の事情を知り尽くし、若い選手にとっては良き兄貴分的存在。「育成コーチ」という肩書だが、球団からは、そのポストに縛られない“特命”も出ている。「実績十分で野球理論もしっかりしている。何より若い選手からの信頼、人望が厚い。福原だからこそ伝わることがあるだろうし、選手が受け入れやすいこともあると思う。藤浪などは本当によく慕っていたし、来年復活するための手助けをしてやってほしい」と球団幹部。今季自己ワースト11敗を喫した藤浪の再生役に指名されているのだ。

 

 藤浪について「まだ22歳で発展途上。今のうちにみんなで教育しないといけない」と話していた金本監督も福原コーチには「1年目からでも遠慮することなく思ったことをどんどん選手に言ってほしい」と期待している。若虎の育成と合わせてチームにとって最重要テーマの藤浪再生という“特命仕事”。福原コーチに休む暇はなさそうだ。