日本ハムからドラフト6位指名された履正社・山口裕次郎投手(18)が複雑な表情を見せた。

 指名順位が5位以下であれば社会人・JR東日本入りすると決めており、日本ハムにもその意思を伝えていた。それがまさかの6位指名だ。

 山口は「指名されてうれしい。球場や寮も素晴らしい」としながらも「今後のことは両親、岡田監督と話し合って決めたいと思います」とコメント。履正社・岡田監督も「驚いています。十分、話し合ったし、本人の意思も固かったので…。日本ハムさんは大谷君のときもそうでしたしねえ。今後は本人の人生なので、本人が決めること。我々はもう何も言えないですよ」と苦笑いした。

 担当スカウトから「すいません」との連絡が入り、山口も入団交渉には応じるというが、果たして…。