セ・パ両リーグは7日、9月度の「日本生命月間MVP賞」を発表。セ投手部門で、阪神の岩貞祐太投手(25)が初受賞した。

 4試合に先発して無傷の4勝、防御率0・58の圧巻の成績をマークした左腕は「(チームの)順位に満足していないので、これからもやっていかないと、という気持ちですが、素直にうれしいです。野手の方にたくさん点を取ってもらって、それが先制点というのも多かった。自分の調子が良くてこういう結果になったというより、試合展開を野手の方に楽にしてもらったので、そのおかげというのが大きいです」と謙虚に喜んだ。初の2桁勝利となる10勝を挙げて大ブレークした3年目。おごることなく来季はさらなる飛躍を目指す。

 なお、阪神からの受賞は今年5月度の原口以来、投手では2014年7月度の岩田以来となる。