阪神・秋山拓巳投手(25)が16日のDeNA戦(甲子園)に先発し、4年ぶりの勝利を飾った。

 3安打1失点と好投し、6回途中でマウンドを譲った秋山は、ルーキーイヤー以来6年ぶりに本拠地・甲子園での白星も手にした。「久しぶりすぎて恥ずかしいですが、勝ててよかったです」と笑顔で虎党の祝福に応えた。

 金本監督は「彼の力からすれば不思議な気もする。しっかりゲームを作ってくれた。自信にしてほしい」と右腕をたたえた。

 すでに指揮官は来季を見据え、残り試合を戦力の見極め期間と位置づける中、7年目右腕がようやく存在感を見せた。