25年ぶりの優勝を決めた赤ヘルナインが10日、勝利の美酒に酔いしれた。

 小窪選手会長が「まさかじゃない!」と叫ぶとナインが「みたか!」と呼応。これを合図にビールかけがスタートした。場内が歓声に包まれる中、まずは緒方監督が“標的”になった。「これが優勝の味というやつですね。最高です」とインタビューに答えている間もビール攻撃を食らい、手荒い祝福の嵐だ。

 ベテラン2人にも容赦はしない。仲良く並ぶ黒田と新井には“たる酒シャワー”が見舞われた。打線をけん引した“キクマルコンビ”の菊池と丸は水鉄砲を使って攻撃に終始し、約20分でたる酒2たるとビール3000本が泡と化した。

 締めのあいさつを任された黒田は「最高のチームでやらせてもらっている。あと2回これをやって日本一になって、松山のおうちでヒールかけをしましょう」とジョークを飛ばして笑いを誘った。