5位の阪神は4日のDeNA戦(甲子園)に3―1と逆転勝ちし、連敗を7で止めた。

 先発・岩貞が8回1失点と力投し、今季6勝目をマーク。打線は相手先発の新人・今永の前に決定打が出なかったが、8回、2番手・田中を攻め、高山の同点適時打、原口の勝ち越し適時二塁打で一気に試合を決めた。

 甲子園での勝利は7月31日の中日戦以来で、本拠地連敗も5でストップ。殊勲の一打の原口は「集中を切らさずに入れたのが良かった。切らすと負けると思っていた。ファンに喜んでもらえるよう、チーム一丸でやっていきたい」と話した。

 金本監督は「本当に久しぶりの甲子園での勝利でほっとしている。申し訳ありませんでした。これからも目の前にある試合を勝つことが大事。全力を尽くしていく」。前日(3日)に自力でのCS進出が消滅し、苦しい状況に変わりはないが、諦めるつもりはない。