2日の巨人―中日戦(東京ドーム)の2回、中日・高橋が遊直に倒れた場面で、折れたバットが一塁ベンチに飛び込み、巨人・井端弘和内野守備走塁コーチ(41)の胸に直撃するアクシデントがあった。

 苦悶の表情でベンチ裏へ下がった井端コーチに代わり、2回の攻撃では江藤打撃コーチが一塁ベースコーチに立った。幸い大事には至らず、井端コーチはその後、無事にベンチへ復帰。打球を目で追っていた同コーチは、近くにバットボーイもいたため、飛んできたバットを避けられなかったという。

 試合後、大勢の報道陣に囲まれた同コーチは「俺は大丈夫だけど、チームが大丈夫じゃねえな」と苦笑いだった。