広島 今季39度目の逆転勝ち「M16」で最強イヤーは1984年か2016年 ファン議論

2016年08月27日 11時27分

9回に勝ち越し打を放った菊池

 広島が26日の中日戦(ナゴヤドーム)に、3―2で今季39度目の逆転勝ち。巨人がDeNAに敗れたため、優勝へのマジックは2つ減って「16」となった。1点を追う8回、鈴木の内野安打で同点とすると、9回一死満塁の場面で菊池が左前適時打を放ち試合を決めた。

 

 3試合連続となる劇的な逆転劇には、緒方監督も「連日連夜、野手の気迫、集中力でチーム一丸となってベンチスタートの選手も含めて勝ち取った勝利」と目尻を下げた。伝説の年である「1984年超え」も現実味を帯びてきた。広島は過去6度の優勝を誇るが、最も貯金が多かった年が84年の「貯金30」。今季はすでに「貯金27」としており、今のチーム状況を見る限り、32年ぶりの記録更新は時間の問題だ。

 

 それでなくとも今季と「広島最強イヤー」と呼ばれる84年との共通項は多く、赤ヘルファンの間では「最強イヤーはどっち?」という議論にもなっている。

 

 84年は山根、北別府、大野、川口らの投手陣を、山本浩、衣笠を中心とした強力打線が援護した。山本浩が2000安打を達成してチームを勢いづかせれば、小早川が新人王に輝くなど、若い力も台頭した。

 

 一方、今季は野村、ジョンソン、黒田らの投手陣を、ベテランの新井を中心とした強力打線が支えている。新井の2000安打、黒田の200勝という大記録もあれば、4年目・鈴木も大ブレーク。その鈴木が2試合連続サヨナラ本塁打を放って「神ってる」と言われるようになったが、広島の2試合連続サヨナラ本塁打は、84年に巨人の西本、江川から放った長嶋清幸以来のことだった。

 

 そんな「広島最強イヤー論争」に決着をつけるためにも、白星を積み重ねていきたいところだ。