「第11回 BFA U―18 アジア選手権」(30日~9月4日=台湾・台中)に出場する侍ジャパンU―18代表は26日、埼玉県新座市のグラウンドで立大との練習試合を行い、2―6で敗れた。

 先発した藤平(横浜=3年)は3回を6安打5失点と打ち込まれた。

「高い直球を叩かれた。スピードよりコースに投げることの重要性を学んだ」と反省。一方で9個のアウトうち6個を三振で奪い、「低めに決まれば大丈夫だと分かった。特にスライダーは一球も捉えられなかった」と手応えも語った。

 一方、2番手の高橋(花咲徳栄=3年)は3回2安打無失点。3番手の島(東海大市原望洋=3年)は2回3安打1失点だった。

 打線は大学生相手に苦戦したものの、5回二死二、三塁の場面で1番・松尾(秀岳館=3年)が2点適時二塁打を放ち、意地を見せた。25日の練習試合では同じ秀岳館の九鬼(3年)が3点本塁打を打つなど連日の“秀岳館コンビ”の活躍に「(秀岳館の)鍛治舎監督(65)から『結果を出すのは当たり前だ』と言われている。僕ら2人の活躍で学校の名前をアピールしたい」と日の丸とともに、学校の看板を背負って戦うことを誓った。