「第11回 BFA U—18 アジア選手権」(30日〜9月4日=台湾・台中)に出場する侍ジャパンU—18代表の国内合宿が24日、千葉県内のグラウンドで行われ、甲子園4強に残った4選手が合流。代表メンバー18人が顔を揃えた。

 春夏ともに4強入りした秀岳館の九鬼隆平捕手(3年)は「(リード面において)投手がどんな性格か知るために、部屋に行ってコミュニケーションを図りたい」と急造バッテリーの信頼関係構築に意欲。優勝投手の今井達也(作新学院=3年)は「みんななじみやすい雰囲気で迎えてくれた。『優勝おめでとう』と言ってもらえて優勝投手としての自覚が増した」と気を引き締めた。

 2日目の練習を終えて小枝守代表監督(65=前拓大紅陵)は「みんな意外と解け込むのが早い気がした」とチームワークには心配がない様子。この日、主将に任命した小池航貴内野手(木更津総合=3年)については「地味ながら全体を見る力があると判断した」と語った。