4位・阪神にとって3・5ゲーム差で追いかける23日からのDeNA3連戦(横浜)は、最低限の目標であるクライマックスシリーズ進出をかけた大事な戦い。金本知憲監督(48)は「3位とかそういうのは意識しないといけないが、今いるメンバーで戦うしかない。役割分担の中で各自が力を発揮すべき。(福留)孝介以外、誰一人満足なプレーができていないんだから」とナインに奮起を促した。

 能見が「ここ(横浜)で自分は勝っていないんでとにかく勝ちたい」と話すように、選手も気持ちは同じだ。“直接対決”で勝たなければ、このままBクラスが濃厚となるだけに、正念場といえそうだ。