どこまで負ければ気が済むのか。4位の阪神は16日の首位・広島戦(京セラ)で4盗塁を決められるなど0―5と完封負け。連勝は3でストップした。

 これで今季対広島戦は16敗(6勝)と黒星は増すばかり。投げては先発・能見が前阪神の新井に14号ソロを含む3打点を許すなど散々の内容で今季10敗。打線も過去対戦8試合で白星のない“天敵”ジョンソンをこの日も攻略できず6連敗(0勝)となった。

 金本監督は「情けない話。対策? そりゃ、それぞれがね…練っていかないとアカンでしょ。いつも言うけど気持ちだから。いろんな気はあるけど、やり返す気だとか、そっからだから。それをどうプレーに出すかなんだけど…」と落胆。

 再三の逆襲宣言も広島の快走を許すばかりで、今や阪神はその「元凶」と化している。