第7日(13日)第3試合は盛岡大付(岩手)が両校あわせて26安打の打ち合いを制し創志学園(岡山)に11―8で勝利。3回戦に駒を進めた。

 8―7で迎えた6回二死三塁、4番塩谷(3年)はプロ注目の154キロ右腕・高田(3年)の直球を左翼ポール直撃のホームラン。「ファウルかなと思ったけど、球場のどよめきで入ったとわかった」(塩谷)。この2点本塁打で好敵手との勝負を制した塩谷は「ストレートは速かったが、自信がある球を打とうと思っていた。生きてきた中で一番幸せ」と振り返った。

 一方、打たれた高田は「球を低めに集めきれなかった」と悔やんだ。