京都翔英(京都)が第4日(10日)の第2試合で樟南(鹿児島)に1―9で敗れ、“京都のドカベン”として注目された主将・石原が悔し涙を流した。

 二塁打2本と活躍しながらも初回、無死二、三塁の好機に三ゴロに倒れたことで「1本打とうとして力んでしまった。あそこで1本出ていれば、流れが変わったかも知れない」と悔やんだ。

「女手ひとつで育ててくれて毎日、朝早くにお弁当を作ってくれた」と母親に感謝した石原は、今後について「野球は続けたい。ドラフト指名されるかは分からないが、今から次のステップへの準備をしたい」とプロ入りを希望した。