8日現在、首位・広島に16.5ゲーム差をつけられての最下位に沈む中日で“ポケモン問題”が浮上している。

 もっか世界で爆発的な人気となっているスマホ向けゲームアプリ「ポケモンGO」は、中日でもはやっているが、48年ぶりの屈辱となる8カード連続負け越し中にもかかわらず、試合前や練習中にポケモン談議に興じるナインが少なくないことに、主力選手の一人は「ずっと試合前にロッカーでケータイをいじってゲームをしたり、ポケモンの話をしたりして、そのへんがダメだと思う」と問題視。

「野球の話をしろということではなく、準備をすることがもっとあると思う。それで(リフレッシュできて)結果を残しているなら何も言わないけど、今のウチはそうじゃない。みんな考えが甘すぎる。弱いチーム、勝てなくなっているチームの典型になってしまっている」と声を大にしたのだ。

 この意見にはチーム関係者も大賛成。「これだけ勝てていないんだからポケモンなんて言ってられないでしょ。もっと選手は野球に集中するべき。Aクラスのチームが息抜きにやるならまだしも…」と、最下位の竜ナインにはポケモンをやる資格はないと言わんばかりに語気を強めた。前出の主力選手は「オン、オフの切り替えは大事だけど、みんなオフの部分が長すぎる。やっぱり強いときは、チーム内に勝てないときでもピリピリしたムードがあった」とも付け加えたが、どうなるか。