【高校野球】盛岡大付9回決勝ソロ呼んだ菅原の“交代浴”

2016年08月08日 16時30分

【ズームアップ甲子園】第98回全国高校野球選手権大会第1日(7日)第3試合で盛岡大付(岩手)が九州国際大付(福岡)との壮絶な打撃戦を8―6で制し、2回戦に駒を進めた。

 

 6―6と同点に追いつかれた直後の9回、2番・菅原(3年)がバスターで振り抜いた打球は、どんどん伸びて左翼席へ飛び込む決勝ソロ。「うれしいっす。塁に出ることだけを考えた。まさか入るとは。100点満点です」。岩手大会で0打点だった男が1本塁打を含む5打数4安打と大仕事をやってのけた。

 

 そんな菅原の日課は温かいお湯と冷たい水に5分程度、交互に入る交代浴だ。疲労回復の効果があり「自分の部屋に温かいお湯をためて、隣の部屋に冷たいのを入れてます。隣の部屋の人は…どこかに行ってますね」(菅原)。個室に風呂がある寮で行う場合は隣人を追い出して?フルチンで部屋を行き来。宿舎でも全裸に近い格好でせっせと隣の部屋への移動を繰り返している。「(宿舎では)外に誰かいないか、めっちゃ確認します。今のところ、ホテルの方にも選手にも誰にも見られていないですね」と忍者ばりの気配察知能力にドヤ顔だ。

 

 この交代浴はチームでも流行中で、ほかのメンバーも宿舎や近くの温泉に出向いているという。ある選手は「みんなやってますよ。リフレッシュになりますね。でも、寮でやってるのは菅原ぐらいです。床がびちゃびちゃになって自分で拭いてます」と菅原の行動に大笑い。“交代浴パワー”で猛打爆発の盛岡大付が好発進した。