“鳥谷スタメンプレッシャー”で阪神ナインはガチガチ

2016年08月04日 16時30分

3回に右前打を放った鳥谷

 阪神の野手主将・鳥谷敬内野手(35)が、3日のDeNA戦(横浜)で9試合ぶりにスタメン復帰し、3安打をマークした。「3番・遊撃」で出場し、初回に右翼線二塁打、3回に右前打、5回にも中前打を放ち「いつでも出られる準備はしていた。状態は悪くなかった。勝つためにやっているので、また明日しっかり準備をしてやっていきたい」と手応えを口にした。金本監督も「自信を取り戻してきたようだし、その通り3本打ってくれた。これで前向きというか、モチベーションも上がってくるのではないか」と話した。

 

 しかしながら、試合は3―4で敗れ、借金10に逆戻り。これには“鳥谷スタメンプレッシャー”も無縁ではなかった。金本監督が「トリのために勝ちたかった」と話したように、チーム内は試合前から「今日は勝たないといけない日。(鳥谷がスタメンを外れて7勝1敗と)チーム状態がいいだけに、鳥谷がスタメンに戻るときに負けるわけにはいかない、という空気だった」(チーム関係者)という。

 

 それが空回り。打線は決して本調子ではなかったDeNA・山口に7回2失点に抑えられた。初回に4点を失った先発・能見が「2回以降は0を並べられただけに悔やまれる」と肩を落とせば、捕手の原口も「ピッチャーを助けることができなかった。(初回は)1つアウトを取る前にやられてしまった」とがっくり。ある選手は「負けられないという気持ちだったんですが…。負けてしまうといろいろとあるので…」とも言い、逆にその重圧でガチガチになってしまったのだ。

 

 鳥谷自身は上り調子なだけに、あとはチームが勝つだけ。ここから、さらに白星を量産し“鳥谷スタメンプレッシャー”を克服しなければならない。