中日浮上には「ラッキーボーイ」が必要

2016年07月26日 16時30分

伸びをする谷繁監督

 25日現在、借金10の5位・中日で「ウチは今、これ以上ないぐらい、どん底の状態。ここから這い上がるためには、調子のいい若手選手の勢いに乗ったり、これまで一軍経験のない未知数の選手にかけてみるような思い切った采配が必要」(チーム関係者)との声が出ている。

 

 18日に今季一軍初昇格した捕手の松井雅は、19日に1試合に途中出場(2打数1安打)したのみ。二軍戦35試合で打率3割2分、20打点をマークし、22日に一軍再昇格した2年目内野手の遠藤も3試合に代打で出場しただけで「松井雅は昨年スタメンマスクを何度(41試合)も務めたのに、今季は桂と杉山にしかやらせていない。ここらでまた松井雅にもチャンスをやってほしい。遠藤も調子が良くて上がってきたんだから、すぐに二塁とかのスタメンで使ったほうがいいのに」という。

 

 別の関係者は、14日に育成から支配下登録された近藤が前日24日に一軍に初合流しながら、25日の一軍練習に不参加となったことに首をひねる。近藤と入れ替えの可能性があったナニータが左ヒジ痛の軽症をアピールしたことで今回の一軍昇格が見送られたが「せっかく一軍に合流させたんだから、そのまま近藤を外野でいきなり使ってもよかった。ナニータの抹消は無理でも、ほかに調子を落としている外野手はいたでしょ」と嘆くばかりだ。

 

 いずれも現状打破には「起爆剤」「ラッキーボーイ」の出現が不可欠との声が出るほど苦しい中日。ここから谷繁監督は、どう立て直すか。