広島・大瀬良大地投手(25)が20日の中日戦(マツダ)で今季初登板。右ヒジ痛を乗り越えた3年目右腕は「一軍で投げるには大丈夫。『普通』ぐらいまできたと思う」と自信を持って先発に臨んだが、3回を7安打4失点で降板し、復活勝利はお預けとなった。

 初回は大島に先頭打者アーチを被弾。二死一、二塁からは福田に適時打を許した。2回には二死走者なしから大島の二塁打とエルナンデスの中前適時打で追加点を献上。3回も二死からの福田、堂上の連打で失点し、計4点を失った。

 打線の反撃で黒星こそつかなかったが、大瀬良は「真っすぐでファウルが取れなかった。追い込んでから打たれたり、二死から打たれたりと、打ち取らないといけないところで打たれたのが良くなかった。試合をつくるための基本的なことができなかった」と反省しきりだった。