ロッテ・涌井秀章投手(30)がDeNA・筒香嘉智外野手(24)との「横浜高対決」に完敗した。

 注目された同門対決の初球、139キロの内角直球を完璧に捉えられて右翼席へ叩き込まれた。対決前には「ストレートで来る」と読んでいた筒香に対して、涌井は「かわしていきます」と変化球勝負を公言していた。

「ベンチで大谷(日本ハム)にフォークボールを習って、糸井さん(オリックス=元投手)にスライダーを習ったので試そうかなと思う」とプランを練っていたのだが、見せ球のストレートが甘く入りいきなりの被弾。2人から学んだ新球は日の目を見ることなくお蔵入りとなってしまった。