近年は不祥事続きだったPL野球部

2016年07月16日 16時30分

試合後、スタンドに一礼するPLナイン

 名門・PL学園が15日、第98回全国高校野球選手権大阪大会の初戦の2回戦で東大阪大柏原に6―7で敗れた。2015年度から新入部員募集を停止しており、3年生だけで臨んだ夏が終了したことで今後は休部状態となる。

 甲子園で史上2位タイの通算96勝を挙げているPL学園だが、2001年に部員の暴力事件が発生。対外試合禁止処分のほか、訴訟にも発展した。11年には暴力に加え喫煙も発覚。13年2月にも部内暴力が起きて同様の処分が下され、同年4月に河野有道監督が辞任した。

 こうした相次ぐ野球部の不祥事に、一部の教団幹部から「野球部不要論」の声が強まり、15年度からの新たな部員募集停止が決定。河野監督辞任以降は野球経験者の監督は就任せず、14年夏は野球未経験の正井一真校長が務めた。15年4月からは、やはり野球経験のない草野裕樹校長が監督を引き継ぎ、今年は学校職員で剣道部出身の川上祐一監督が野球部を率いた。