中日は13日のDeNA戦(横浜)で逆転負けを喫して4位に転落。前半戦を39勝45敗3分けの借金6、Bクラスで折り返すことになった谷繁元信監督(45)は「数字を見ると結果的に借金を抱えて終わることになった。いいか悪いかで言えば、良くはない」と渋い表情で総括した。

 投手陣で奮闘した選手に、開幕から31試合連続無失点のプロ野球記録を樹立した田島を挙げたが、野手陣には「もっと頑張れると思う」とハッパをかけた。

 首位・広島とは12・5ゲーム差をつけられ、前日(12日)には自力Vも消滅。それでも「優勝の可能性はゼロじゃない。その可能性がある限り一つひとつ戦って上を目指したい。ウチがやろうとしている、先発がゲームをつくりながらやっていくというスタンスは変わりようがない。全員が頑張ってくれればどんどん上がっていきます」と後半戦での巻き返しを誓った。