イチローの元恩師が語った天才エピソード

2016年07月06日 11時20分

マリナーズ監督時代、幕切れでイチロー(右)と握手をかわすピネラ氏(2001年5月)

 2002年までマリナーズの監督を務めたルー・ピネラ氏(72)が5日(日本時間6日)、通算3000安打に近づいているマーリンズのイチロー外野手(42)について電話会見を行った。

 ピネラ氏はイチローがマリナーズで衝撃的なメジャーデビューを飾った01年のオープン戦序盤でのエピソードを明かした。左翼への流し打ちが目立つイチローに、バットスピードが見たいから引っ張ってくれないかと頼んだところ、笑みを浮かべてベンチを出たという。

「2イニング後、先頭打者として打席に入ったイチローは右中間へホームランを打ったんだ。すると、ベースを一周してホームベースを踏んだイチローはこう言ったんだ。『ハッピー・ナウ?』。この時、スペシャルな才能を持った選手だということが分かったね」

 ピネラ氏はイチローについて「アメリカの野球に本当に早く適応できた。彼が3000安打を達成しようとしていることを誇りに思う。そして(将来の)殿堂入りを楽しみにしている」とエールを送った。