最下位の阪神は“Bクラス同士の伝統の一戦”となった5日の巨人戦(東京ドーム)に2―3と惜敗。借金は最多の9となり、シーズン前半戦での負け越しが決まった。

 金本監督は「今の内海の状態で、点が取れないようではどうしたらいいのか分からんわ。先発(メッセンジャー)が好投しているのに、打者はその姿を見て何か思ったり、感じたりしないと…」と、相手先発・内海を攻略できなかった打線をやり玉に挙げた。

 打撃不振だった鳥谷が8回、6月2日の楽天戦以来24試合ぶりとなる6号ソロを放ったが「その前まではノー感じ。きっかけになる? 何回目や」と吐き捨てた。