「マツダオールスターゲーム2016」(15日=ヤフオク、16日=横浜)の監督推薦選手が4日、発表され、ソフトバンクからは和田毅投手(35)が選出された。

 5年ぶりに日本球界に復帰した和田は4日現在、14試合に登板し、ハーラートップタイの9勝(3敗)をマーク。会見では「まさか自分が選ばれるとは思っていなかった。選んでいただいて大変、光栄です」と笑顔を見せた。

 オールスターは5年ぶり5回目の出場となるが、初出場の際はバックで守る選手の存在感に驚いたという。「初めて出たときは、すごい方々が守っているのを見て、なんだこの景色と思ったのを覚えている。その中で投げる幸せの5回目をさせてもらえる。とても楽しみ」と胸を躍らせた。

 また、パでは最年長の選出となった。「隅っこで、あんまり調子に乗らないように座っておきたい」と控えめだが、「若い子たちの投げる雰囲気とかを見て、若さをたくさんいただければ」とアンチエイジング効果を期待した。

 最後に「少しでも何か得られるものを得て、チームに還元できるようにしたい」と意気込んだ。