日本ハム・高梨裕稔投手(25)が1日、首位・ソフトバンク戦(ヤフー)に先発し、7回5安打無失点11奪三振の圧巻投球で4勝目(2敗)を挙げた。

 最速146キロのストレートとフォーク、スローカーブで緩急をつけ、ホークス打線を翻弄した3年目右腕が最高の投球で、3タテを狙う首位ソフトバンクとの3連戦初戦をものにした。

 役目を果たした高梨は「四球がゼロだったことが一番大きいと思います。カーブを有効的に使えたのが、理想的なピッチングにつながったのかな。思い通りに投げられましたし、序盤に点を取ってくれたので、気持ち的にも楽に投げることができました。3連戦の大事な一戦だったので、自分の投球ができてよかったです」と笑顔を見せた。